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社会学の理論(有斐閣ブックス)

2009.09.17 - 社会学
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お勉強。

有斐閣の社会学のテキストシリーズ。(と勝手によんでいる)
(レビューにもかきたくない有斐閣アルマ『自己と他者の社会学』はくそすぎたが)


行為の理論から社会変動へ、ミクロ理論からマクロ理論へ、例外の章もあるが、実にわかりやすく社会学の理論が整理され、説明されてある。


社会学史のように社会学者ごとの章立ての本にみられるような冗漫な感じはなく、テーマごとに理論がまとめられているスタイルのほうが、哲学とは違い、社会学の場合は、初学者にはむいているのではないかと思う。


今まではパーソンズやルーマンといった機能主義がどうも好きになれなかったし、理解もしていなかったが、本書を読んで、案外おもしろいなと思わされた。


自分の関心のある章はすぐ読めてしまうが、おもしろみを感じることのできない章は睡魔との闘いであったが、自分が社会学のどの分野に興味があるのか、わかったような気がした。


今までのつまみぐいの知識がやや広くなり、社会学のごくごく簡素な理論地図といったものを、頭に描けるようになった。(たとえば、パーソンズのような静態的な社会モデルと、闘争理論などに見られるような動態的な社会モデルなど)


社会学的に社会を見るとはどういうことか、概説的に身に着けることができ、大学院入試のテキストとしては良書だと思う。


今までの関心に加えて、ジンメル、ルーマン(以前じゃ考えられない!!)、「ポスト構造主義的社会理論」を学びたいと思った。
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 プロフィール 
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いちひろ
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1988/02/01
職業:
大学生
趣味:
読書、バックパッカー、水泳
自己紹介:
三重県鈴鹿市生まれ。

小中高生の時期を大阪府で過ごす。

現在は京都府在住。

ラテンの血を引く。専ら、沖縄出身とか東南アジア出身者とかと間違われる。
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