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クロニクル社会学/有斐閣

2009.10.13 - 社会学
またまたお勉強。


この本は『社会学の理論』などの、テーマ横断的なテキストを読んでから読むことをすすめる。


なぜなら、本書は、学者ごとの章立てなのだけど、それぞれの内容が結構濃いので、あまり知識がないと、うまく消化できないと思うし、難しくて理解できず、退屈になってしまうところもあるので(その章によるのだが)、いきなりな人にはお勧めできない。



特にギデンズの章が目から鱗で、社会学史の流れをしって、ギデンズの再帰性の議論を追うとよく理解できる。

以前レビューでおもしろくない!と書いた『親密性の変容』なんだけど、当時それを読んだときに、近代の特性を再帰性に求めるのが、読んでてすごく当たり前な気がして、緩慢この上なかったのだけど、パーソンズなどの議論を踏まえて、読むと、今のところ、ギデンズはしっくりくるんだなって思いました。



各々の学者については、紙面上、そこまでつっこんで書かれてはいないので、ほんとに社会学史のお勉強にって感じの本でした。
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 プロフィール 
HN:
いちひろ
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1988/02/01
職業:
大学生
趣味:
読書、バックパッカー、水泳
自己紹介:
三重県鈴鹿市生まれ。

小中高生の時期を大阪府で過ごす。

現在は京都府在住。

ラテンの血を引く。専ら、沖縄出身とか東南アジア出身者とかと間違われる。
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